【旅行】産業技術総合研究所つくばセンターのオススメポイント!

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産業技術総合研究所とは、前身は工業技術院といい、2001年に再編によって独立行政法人化した国内最大級の総合的研究開発機関です。現在は、(特定)国立研究開発法人となっています。産業技術総合研究所は全国に地域センターがありますが、つくばセンターはその中心的な場所です。つくばセンターは、研究所の多い茨城県つくば市にあり、つくばエクスプレスつくば駅の南東に2キロ強の位置にあります。

見学できる施設や一般公開などで研究内容を知ることができます

産業技術総合研究所つくばセンター内には、関係者以外立ち入ることのできない場所が多いですが、サイエンス・スクエアや地質標本館など、自由に見学できる施設があります。また、一年に一回一般公開の日があり、多くの研究室が研究内容を紹介しているので、どのような研究開発が行われているかを知ることができます。また、つくばセンターの場所は駅から少し離れており、センター内も広いので、通常のバスで行くのは少し不便ですが、バスツアーで行くことができます。バスツアーでは、直接サイエンス・スクエアと地質標本館を見学することができるので、遠くから見学に行く場合に便利です。

産業技術総合研究所つくばセンターのオススメポイント!

サイエンス・スクエアでは研究内容が紹介されています

サイエンス・スクエアつくばは、つくばセンターの中央に位置し、産業技術総合研究所で行われている研究成果を紹介するショールームのような施設です。産業技術総合研究所の100年以上の歴史も紹介されています。また、生活支援ロボットが実際に展示されるなど、実物や模型、パネルや映像を利用して分かりやすく研究内容が紹介されています。例えば、被災地の生活支援のための小型放射線線量計の開発など、日常生活に結び付いた研究成果も見ることができ、興味深かったです。

地質標本館では地質や鉱物、化石などが見学できます

地質標本館も、つくばセンターの中央に位置し、いわゆる「地学」や「古生物学」に関する模型や鉱物などが展示されています。一階には、デスモスチルスの化石の全体像が展示され、迫力がありました。他に関東の地質や東京の地下模型、化石や鉱物などが展示されています。二階には、海洋の地質図や元素の周期表、鉱物資源などが展示されています。日本の震源の分布や火山と温泉など、興味あるテーマが詳しく紹介されています。

毎年7月に一般公開で研究内容を知ることができます

上記以外の研究内容も、毎年一回7月の土曜日に一般公開で公開されているので、見学したり体験したりすることができます。2019年は、7月20日に開催されました。例えば、アザラシ型の癒しロボット(パロ)の研究秘話を講演で聞くことができたり、ビデオと画像で紹介されたりしました。歴代のパロ(最新のパロは第6世代)が展示され、それぞれ顔つきが違っていたのが面白かったです。第一世代は釣り目でした。実際に科学技術を体験できる体験コーナーも多数用意されています。

バスツアーで楽に見学することもできます

産業技術総合研究所つくばセンターに遠くから来られる方は、つくばエクスプレスつくば駅からバスを利用することができます。しかし、産業技術総合研究所以外の研究施設も回りたいときは、バスツアーを利用すると、楽に見学することができます。例えばつくばサイエンスツアーバスを利用すれば、複数の研究所を見学することができます。つくばサイエンスツアーは通常は土日祝日に利用でき、夏休み期間は月曜日以外毎日運行しています。大人は500円、小学生は250円で一日乗り放題です。南回りのルートでは、つくば駅からつくばエキスポセンター、産業技術総合研究所(サイエンススクエアと地質標本館)、筑波宇宙センターを回り、またつくば駅に戻ります。

団体客で混むときがあります

混雑するときは、例えば夏休みで団体客が大勢見学に来るタイミングです。しかし、見学する施設も多いので、時間をずらしたり、すいている場所から見学すればよいかもしれません。一般公開は朝9時半から16時までなので、混雑しそうな催しには朝一番に行くとすいている可能性が高いです。地質標本館は、平日だけでなく土日祝日も開館しており、月曜日が休館日です。朝9時半から夕方4時半まで見学できます。サイエンス・スクエアも同様の開館日で、見学できるのは朝9時半から夕方5時までとなっています。これらも、朝一番がすいている可能性が高いです。

食堂を利用することができます

平日は、関係者以外も食堂を利用することができます。つくばセンター中央のサイエンス・スクエアの裏手に食堂があります。一階と二階の両方に食堂がありますが、一階のほうがメニューが豊富でリーズナブルなのでおすすめです。複数のランチセットが500円ぐらいから、他に小鉢や麺類やカレーなどがあります。利用する前に、プリペイドカードを購入する必要があります。デポジット料の500円とチャージ料を入金し、帰りにデポジット料と残高が返金されるという手順です。後で返金されるので、多めにチャージしておいたほうが、レジで足りなくなる心配がありません。一般公開の日には、食堂以外に5~6か所で焼きそばやお好み焼きなどが販売されます。

産業技術総合研究所の研究を知り楽しむことができます

産業技術総合研究所つくばセンターは、普段はあまり行くことのない場所かもしれませんが、一般公開などのイベントのときに参加してみれば、研究紹介の見学以外に、色々な体験コーナーもあり、子供から大人まで楽しめる催しがあって楽しめます。最先端の研究開発や過去の研究がどのように行われ、それらが私たちの生活にどのように利用されているか、利用可能性があるのかを考える良い機会になりました。

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